【インプラント】前歯部1本、GBR(骨造成術)を併用した症例
こんばんは。
開院後非常にバタバタしており、なかなかブログが更新できていませんでした。
インプラントの症例を追加致します。
(※写真をクリックすると拡大します。)
来院時の口腔内写真です。
食事中に前歯が割れてしまい、前医にて応急処置で仮歯を装着してもらったとのことでした。
歯を残すことは難しく、患者様の第一希望はインプラント治療でした。歯の状態を詳しく精査するため、CT写真を撮影しました。
CT写真で歯の状態をいろんな方向から確認します。
歯の量が少なく実際に仮歯を外すと、むし歯でぼろぼろになった歯の根っこが残っているだけで、残すことは難しいと判断し、抜歯を行いました。
抜歯してから約3週間後の状態です。
次に手術時の写真になります。
抜歯と同時にインプラントを行う場合もありますが、今回は抜歯後の骨の量が非常に少なく、骨を増やす手術が必要なため、歯肉がある程度回復するのを待ってからインプラント手術を行いました。
手術直後のCT写真です。
適切な位置にインプラントが埋入されています。
インプラント手術後、約4ヶ月で歯肉を増やす手術を行い、インプラント用の仮歯を装着し、歯肉の形や膨らみを調整しました。
そして最終的な被せ物を装着しました。
患者様の希望の状態になりました。
Before-Afterの写真です。
患者様にとても満足して頂きました。
インプラント治療は治療期間と費用は掛かりますが、自分の歯のように噛めることや、隣りの歯を削らずに済むこと、見た目が自然なことなど、いろんなメリットがあります。
今後もいろんな症例写真を公開していきます。^^
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小北歯科クリニック
〒676-0064 兵庫県高砂市高砂町北本町1105
Tel:079-443-1125
HP:https://kokita-dc.com
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【審美歯科】前歯部にジルコニアセラミッククラウンを使用した審美症例
今回は、当クリニックでも最近よく行っているジルコニアセラミッククラウンの症例になります。
患者様は前歯2本の歯並びにがたつきがあることと、正面からみて左側の歯茎が上にあがっていることが気になられていました。
まずは仮歯に変え、歯茎の調整を行いました。
患者様の要望で、治療と同時進行でホワイトニングも行いました。
A2(通常より少し白めの歯の色)からBL4まで白くなりました。かなり白いです!
ホワイトニングをすることで周りの歯が白くなったため、元々白めの仮歯も黄色くみえます。
歯茎の量が少なすぎる場合は、歯茎の移植を行い増やすこともありますが、今回は移植は行いませんでした。そのかわり歯茎のラインを時間を掛けて調整しました。
患者様と歯の形や色、歯茎のラインの打ち合わせを行い、最終補綴物のジルコニアセラミッククラウンを装着しました。
生体を相手にしているため個人差があり、歯茎が伸びてくるのを待つ時間が掛かりますが、治療期間は2ヶ月半程で終わりました。時間を掛けた分きれいになり、患者様に満足して頂けました。
Before → Afterの写真です。
※( 写真はクリックすると拡大します。)
【インプラント】臼歯部1本、切開を入れずにインプラントを埋入した症例
こんばんは。院長小北です。
今後は当院で行っている実際の症例を随時掲載していきます。一般的な治療からインプラントや審美治療まで様々な症例を掲載していく予定です。
今回はインプラントの症例になります。
最近はメスを使用せずにインプラントを埋入することが増えています。この術式を使用すると、インプラント手術時間がわずか15分程度で終了することもあります。(※画像クリックで拡大します。)
術後の傷口を最小限にすることができ、術後の痛みや腫れは非常に少なく、傷口を縫合しないので、抜糸の必要がありません。(※骨や歯肉の条件によってはこの術式でできない場合もあります。)
手術直後は必ずCT(3次元のレントゲン写真)を撮影します。
従来の2次元のレントゲンでは情報量が少なく、CT撮影を術前・術後に行うことでより安全なインプラント治療を行うことが可能です。
約3ヶ月程度で上部構造(被せ物)を装着します。
今回は、白い被せ物の中では比較的安価で丈夫な白い被せ物(フルジルコニアクラウン)を装着しました。強度を重視した素材のため色調を周りの歯に合わせることは難しいですが、割れたり欠けたりすることがほとんどありません。銀歯と比較しても見た目がきれいなのでおすすめの素材です。
これからもいろいろな症例を掲載していきますので、よろしくお願いします。