【インプラント】臼歯部1本、切開を入れずにインプラントを埋入した症例

[2013年11月10日]

こんばんは。院長小北です。

今後は当院で行っている実際の症例を随時掲載していきます。一般的な治療からインプラントや審美治療まで様々な症例を掲載していく予定です。

今回はインプラントの症例になります。

最近はメスを使用せずにインプラントを埋入することが増えています。この術式を使用すると、インプラント手術時間がわずか15分程度で終了することもあります。(※画像クリックで拡大します。)

術後の傷口を最小限にすることができ、術後の痛みや腫れは非常に少なく、傷口を縫合しないので、抜糸の必要がありません。(※骨や歯肉の条件によってはこの術式でできない場合もあります。)

手術直後は必ずCT(3次元のレントゲン写真)を撮影します。

従来の2次元のレントゲンでは情報量が少なく、CT撮影を術前・術後に行うことでより安全なインプラント治療を行うことが可能です。

約3ヶ月程度で上部構造(被せ物)を装着します。

今回は、白い被せ物の中では比較的安価で丈夫な白い被せ物(フルジルコニアクラウン)を装着しました。強度を重視した素材のため色調を周りの歯に合わせることは難しいですが、割れたり欠けたりすることがほとんどありません。銀歯と比較しても見た目がきれいなのでおすすめの素材です。

これからもいろいろな症例を掲載していきますので、よろしくお願いします。