インプラントと喫煙 【※注意※手術時の写真あり】
こんにちは。
院長小北です。
今日はインプラントと喫煙についてです。
先日、喫煙(20本/日)をされている患者様にインプラント治療を行いました。
術前の口腔内写真です。
一見骨がありそうに見えますが、、、
CT写真では手前の骨に穴が空いています。(赤丸部)
歯肉を切開した写真です。
CT写真の通り、ちょうどインプラントを入れたい位置に大きな穴が空いています。
(黒っぽい部分)
抜歯後の治癒不全で骨が回復せずに穴が残ったままになっていたと考えられますので、インプラントを埋入前に感染物質をキレイに掻爬しました。
インプラント体は穴を少し避けて埋入することができました。
紫色のインプラント体の横(写真では下側)に大きな穴が空いています。
穴の部分には骨補填剤を使用し、GBRを行いました。
そして、しっかり縫合して手術終了です。
手術は30分程度で終了しました。
通常なら1週間後にはキレイに傷口が治っているのですが、
白っぽくなっているのは、傷口が壊死しています。
通常、術後1週間程度は禁煙していただくのですが、我慢ができなかったようで、いつも通り喫煙されたとのことです。
喫煙により血管が収縮し、治癒不全が起こった状態です。
1週間後の写真です。
手前のインプラント体が歯肉から見えてしまいましたが、傷口は治っています。
インプラント体が露出すると、そこから感染してインプラントに悪影響を及ぼすことがありますので、インプラントと骨が結合する2〜3ヶ月の間は注意が必要です。
同様の症例はいままでに何度も経験してきましたが、喫煙は体に悪影響を及ぼしますね。
当院の過去の症例写真を使用してこ喫煙者と非喫煙者の比較の資料を作りました。
この写真を見ると、多くの方は禁煙しようと言ってくださいます。^ ^
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小北歯科クリニック
〒676-0064 兵庫県高砂市高砂町北本町1105
Tel:079-443-1125
HP:https://kokita-dc.com
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【インプラント】前歯部インプラント(歯肉移植術併用)
今回は、歯肉が不足している部位へインプラントを行った症例を紹介します。
最初の症例です。
右下3番の歯は5年程前からこの状態でした。
度々腫れることはあったものの、なんとか保存的治療を行い、残してきました。
患者様にもがんばっていただきましたが、歯肉が腫れやすくなり、もたせるのはそろそろ限界になってきたため、抜歯してインプラントを行うことになりました。
抜歯後、歯肉が治癒するのを待ってからインプラント手術を行いました。
歯肉だけでなく、骨もかなり少なくなっていました。
インプラントは骨内から露出することなく埋入できましたが、歯肉が不足していましたので、歯肉移植術を併用してボリュームアップを図りました。移植した歯肉をはさんで縫合しています。
手術から約4ヶ月後に最終補綴物(ジルコニアセラミッククラウン、スクリュー固定)を装着しました。
いままでこの部位ではしっかり噛むことが怖くてできなかったと話されていましたが、これでしっかり噛めるようになりました。
他にも心配な歯はありますが、なんとか維持していきたいですね。
2例目も同じような症例になります。
こちらが初診時の写真です。
左上2番の歯茎がやせてしまい、噛むと痛いとのことで来院されました。
歯はぐらぐら揺れており、保存するのは難しいと判断し、抜歯しました。
抜歯した歯を見ると、歯には亀裂が入っていてて割れていました。
骨は限界までやせていましたので、骨の回復を待たずにインプラント手術を行うことになりました。
歯肉を開くと、骨がかなりなくなっています。
インプラントを埋入しましたが、骨が少なく、ネジの溝の部分が見えています。
このままではいけませんので、人工骨を使用して骨を増やす手術を併用しました。歯肉のボリュームアップを図るため、歯肉移植術も併用しました。
縫合後の写真です。
術前に凹んでいた歯肉のボリュームが増えています。
半年後の2次手術時の写真です。
当初よりもかなり骨と歯肉が増えています。
最終補綴物はe.maxオールセラミッククラウン(セメント固定)を装着しました。
歯肉のラインが若干下がっているのが悔やまれますが、これが限界でした。。。
術前術後の写真です。
目立っていたしっかり噛めるようになり、喜んでいただけました。
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【審美歯科】e.maxを使用した症例:天然歯の色を再現するのって難しいんです。
こんにちは。院長小北です。
今日はセラミッククラウンの色合わせについて説明します。
セラミッククラウンで一番難しいのは、1本だけかぶせる場合や左右非対称の歯にかぶせる場合です。
左右対称に2本から6本の歯にセラミッククラウンをかぶせる場合は、色を多少白めにしてもきれいなのですが、1本だけかぶせるとなると、周りの歯の色に色を合わせる必要があります。
今回の症例は、側切歯(2番)にオールセラミッククラウン(e.max)をかぶせた症例です。
初診時の口腔内写真です。
歯茎がやせてしまい、黒ずんだ歯の根元が見えています。
かぶせ物は金属の上にセラミックを焼き付けたメタルセラミッククラウンが入っていました。(画像右)
当院では、自費治療に関してはすべて金属を使用しないメタルフリー修復を行っています。
画像左のようなジルコニアセラミッククラウンの他に、セラミックのみでできたオールセラミッククラウン(e.max)があります。
素材選びで悩まれる方が多いので、簡単なフローチャートをつくってみました。
話しが逸れましたが、
メタルセラミッククラウンを除去すると、黒ずんでみえていた歯も通常の歯の色になりました。
金属を使用すると影になってしまい、歯は黒くなくても黒ずんで見えてしまいます。
審美歯科では金属を使用せずに治療するのがベストです。
シェードガイド(色見本)を使って、歯の色を測定します。
今回の症例で問題になったのが、メタルコア(金属製の土台)です。
セラミッククラウンの場合、通常は白い樹脂製のファイバーコアにやりかえることが多いのですが、メタルコアを除去することで歯の寿命を縮めてしまいそうな場合に限り、そのまま使用する場合があります。
メタルコアの除去するには歯を多少削る必要があり、かなりのリスクを伴います。メタルコアは非常に接着性がよく、歯の再治療にはむいていません。
昔は歯の補強に金属製のメタルコアを使用することが多いのですが、金属製の土台は歯よりも硬く、使っていくうちに歯の方がもたなくなって割れてしまうことがよくあります。
当院では、自費治療だけでなく、保険治療でもメタルコアを使用していません。
今回使用したe.maxオールセラミックスクラウンは、当院では色見本通りの歯の色の場合に使用することが多いです。
今回のように、歯の土台に金属が入っていると、透明感のあるe.maxでは金属の色が透けてしまい、グレーががって見えることがあります。
こちらが実際のかぶせ物です。
背景を黒くして撮ってみたのですが、若干の違いがあります。
色見本通り(右:青矢印)と透明感を少なめにした色(左:緑矢印)で同じ携帯で色違いのものを2本つくってもらいました。
(※ コストがかかるため、一般の歯科では2本つくることはまずありません。)
それを口腔内で装着すると、
こちらは色見本通りの色では、金属の色が透けてちょっと暗く見えます。
透明感を少なくした色では、ちょうどよい感じでした。
そして、Before-Afterの写真です。
自然な感じで装着できました。
下地の色がもっと黒い場合は、e.maxよりもジルコニアセラミッククラウンの方がきれいに色が合います。
色合わせって本当に難しいです。
審美相談でこられた方でよく聞くのが、高い費用を出したのに色が合わなかったと言われます。
色をきちんと合わせるためには、歯茎の状態を整えて素材に合わせた歯の形成ができる歯科医師と、歯の色を見極めてそれを再現できるだけの腕をもった歯科技工士が必要になります。
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【審美歯科】ジルコニアインレーとe.maxインレー
今月は白いインレー(詰め物)の紹介です。
当院で行なっている保険外の白いインレーは2種類あります。
最近の症例で多いのは、ジルコニアを使用したインレーです。
ジルコニアは、キュービックジルコニアで知られている人工ダイヤモンドに使用される二酸化ジルコニウムのインレーになります。
硬くて強度があるのが一番のメリットになります。
噛み合わせが強くてセラミックインレーが割れたことのある方、白いインレーにしたいがなるべく歯を削りたくない方にはおすすめの素材です。
デメリットは、色が透明感が少ない白色のため、歯と色をぴったり合わせることが難しいことです。
こちらが最近行ったジルコニアインレーの症例です。
ジルコニアは歯の色に合いにくいのですが、至近距離で見ない限りわかりません。
歯の色と色を合わせたい方には、e.maxインレーをおすすめします。
e.maxは従来のセラミックの4倍の強度をもつセラミックで、色が非常にきれいです。
ただし、一定の厚みがないと割れやすくなるため、ジルコニアインレーに比べると歯を削る量は若干増えます。
こちらが最近の症例です。
2つ目の症例は、ステイン加工にて歯の白い模様も再現しています。
e.maxは歯の色に合いやすいため、至近距離から見てもわかりません。
ジルコニアインレーは、強度が必要な場合、奥歯や上の歯などの目立ちにくい部位、歯をあまり削れない場合や歯ぎしりやくいしばりをする方におすすめしています。
e.maxインレーは、見た目を重視する場合におすすめしています。
当院にCAD/CAMシステムやセラミック用の設備があるため、ジルコニアやe.maxが従来よりも短い期間で治療することが可能です。
【インプラント】前歯部抜歯即時インプラント
今回は、前歯部に骨造成を併用してインプラントを行った症例です。
初診時の写真です。
何度も前歯の被せ物が外れ、その度に歯科医院で接着剤でとめてもらっていたとのことでした。
歯肉は赤く腫れ、出血がみられました。
CT撮影を行い、歯の状態をチェックすると、
歯が割れてしまっていました。(黄色矢印部分)
今回は、抜歯と同時にインプラントを埋入する計画を立てました。
歯を抜いた穴をきれいに掃除すると、このような状態です。
ここに、インプラントを埋入していきます。
骨が足りない部分には、人工骨を使用しました。
縫合して手術は終了です。
ピンクの矢印部分に人工骨が写っています。
手術から約4ヶ月後に、仮歯を入れて最終的な被せ物を装着しました。
隣の歯を削ることなく、見た目も自然な感じで治療できました。
治療期間は約6ヶ月程度でした。
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【インプラント】フルジルコニアクラウンを使用したインプラントブリッジの症例
数ヶ月前に症例ページにて、”インプラント治療の流れについて”を掲載しましたが、そのときに紹介したインプラント治療の続きになります。
今回は右下456部のインプラントブリッジの症例です。
右下456にはもともとブリッジが装着されていましたが、歯根破折のため抜歯しました。
抜歯後の傷口が治るのを待ってから、インプラント治療を行います。
術前の口腔内写真です。(※ ミラーを使用しての撮影のため、画像が反転しています。)
CT撮影を行い診断すると、この部位には骨の量が十分にありました。(左:右下4、右:右下6)
そして、インプラント手術後のCT写真と口腔内写真です。
術前のシミュレーション通りの位置に埋入しました。
インプラント手術がら3ヶ月程度経ち、今度はインプラントの上部構造を作製していきます。
歯肉もきれいに治っていました。
右下4番はインプラント手術後に歯肉の移植を行いましたので、インプラントの頬側歯肉がしっかり盛り上がっています。
歯型を取り、上部構造ができあがりました。
今回はフルジルコニアクラウンのステイン仕上げ(セメント固定)です。
従来のフルジルコニアクラウンよりもリアルな色調です。
チタン製のアバットメント(土台)を装着し、被せ物を装着しました。
フルジルコニアクラウンは素材上、前後の歯の色に合わせることは困難なのですが、ステイン仕上げにしたことで、違和感もなくすごく良い感じになりました。
※ 前歯部や臼歯部で色をきちんと合わせる必要がある場合は、費用は若干高くなりますが、
ジルコニアセラミッククラウンを使用します。
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【審美歯科】フルジルコニアブリッジの症例
フルジルコニアクラウンを前歯部に使用した症例を紹介します。
フルジルコニアクラウンは、人工ダイヤモンドでもよく知られる素材です。
強度があり、白い色調をしているため、歯科でも何年も前から使用されています。
整形外科では人工関節にも使用されている安心・安全な素材で歴史も長いです。
ただ、一番の問題はその色調で、白い色をしているものの、周りの歯の色に合うことが少なく、本来、小臼歯や大臼歯によく使用します。
今回は、フルジルコニアクラウンの症例です。
左上1番が腫れてぐらぐらして痛いので治療して欲しいというのが主訴でした。
数ヶ月は歯周病治療で延命処置を行ってなんとか残していましたが、体調が悪いときに歯茎が腫れてくるため、ついに歯を抜くことを決意されました。
また、もともと歯が1本少なく、患者様は隙っ歯になっているのも気にされていました。
インプラントは考えておられませんでしたので、前歯を1本抜いてブリッジによる治療を選択されました。
これが装着するフルジルコニアブリッジです。
当院では、素材のサンプルを患者様に見て頂き、色の確認をして頂きます。
ステイン加工をする場合は、完全なオーダーメイドになるため、私も実際に完成したものを見るまでは少々色の不安があります。^^;
素材の特性上、透明感は少ないですが、ステイン加工を施していますのでかなりリアルです。
装着時の写真です。
患者様は色調を心配されていましたが、 想像していた以上にきれいで、喜んで頂けました。
口元もとてもきれいになりました。^^
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【審美歯科】前歯部ジルコニアセラミッククラウン:2症例
ジルコニアセラミッククラウンの症例を紹介します。
ジルコニアセラミッククラウンは、ジルコニアの土台の上にセラミックを焼き付けたクラウンになります。
従来の自費治療は、金属にセラミックを焼き付けた白い被せ物が主流でしたが、現在はジルコニアを使用したクラウンが主流になっており、当院でも自費治療では金属を使用していません。
その一番の理由は、見た目がきれいで長持ちすることにあります。
金属は光を遮断するため、ジルコニアと比較すると表面は同じセラミックでも、色調が全然違います。
また、経年的に歯茎が痩せてしまうと、歯と歯茎の境目が黒ずんで見えることがあります。
長い間使用すると、セラミックがすり減って内部が見えてくることがありますが、金属を使用すると銀色がみえてしまいますが、ジルコニアの場合は白いため内部が見えても目立たないといったメリットもあります。
ジルコニアはセラミックの一種なので、金属アレルギーも心配ありません。
左上2番の被せ物のやりかえを希望された患者様です。
もともと保険の白い被せ物が入っていましたが、被せ物は変色して透明感がなくなり、歯茎はやせしまってはと歯茎の境目が黒くみえていました。
ジルコニアセラミッククラウンにてやりかえすることになりました。
ジルコニアセラミッククラウンを装着した写真です。
周りの歯の色に合わせ、細かな歯の模様も再現しました。
被せ物の治療は、数本まとめて治療する場合は色合わせが簡単なことが多いのですが、1本だけ治療するというのはすごく難しいです。
この歯が人工の被せ物とはわからないのではないかと思います。^^
次の症例も同じく保険の被せ物のやりかえを希望された患者様です。
周りの歯も保険のプラスチックの材料が変色していましたので、被せ物を作る前に保険で治療しました。
土台はファイバー製の白い土台を入れています。
素材に弾力があってたわむため、保険の硬い土台に比べ、歯が長持ちしやすいです。
装着時の写真です。
周りの歯の色の変色も治療したので、とてもきれいになりました。
患者様にも満足して頂けました。^^
前歯の治療でリアルな歯の色を表現するためには、ジルコニアセラミッククラウンがおすすめです。
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【審美歯科】ジルコニアセラミッククラウンのご案内
こんばんは。
突然ですが、この中で1本だけジルコニアセラミッククラウン(セラミック製の被せ物)で治療した歯があります。
どの歯か当ててみてください。^^
正解は、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
この歯です!
当院では、メタルフリーの治療を心掛けています。
自費治療はもちろん、保険治療でもなるべく金属を使用しない方法で治療しています。
写真で使用したジルコニアセラミッククラウンは、周りの歯の色に合わせて色調を再現することが可能です。
今回の症例です。
右上の2番が折れてしまい、来院されました。
仮歯で歯肉の形を整えながら根の治療を行い、ファイバーコア(白い土台)を立てて補強しました。
その後、歯型を取り、完成した歯を装着しました。
細かい着色やマイクロクラック(ひび割れ)まで再現しています。
患者様にも満足していただけました☆
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〒676-0064 兵庫県高砂市高砂町北本町1105
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【インプラント】インプラント治療の流れについて
こんばんは。院長小北です。
今日はインプラント治療の流れについて説明します。
小北歯科クリニックには、骨の形態や硬さを確認できるCTレントゲン装置がございます。
保険で撮影できる2次元のレントゲン写真とは違い、3次元で骨の状態を確認できるため、より安全にインプラント治療を行うことが可能です。 → CTレントゲンについて
多くの歯科医院では病院歯科などでわざわざCTレントゲンを撮影しに行っていただくことが多く、費用も2万円程度かかります。
それだけの費用を負担して、骨が少ないためインプラントができないとなった場合、患者様にはレントゲンの費用が無駄になってしまいます。
小北歯科クリニックでは、インプラント治療を希望されている方にはまずできるかどうか判断するために、無料でCT撮影を行っています。
インプラント治療が可能な場合は、治療計画や治療期間、メリットやデメリット、リスクや費用などについてのを説明しています。
治療計画の作製にあたり、口腔内写真撮影を行い、歯周病や虫歯等の検査を行います。
歯周病が中等度〜重度の場合は、インプラント治療の前にまずは歯周病治療が必要になります。
その他、虫歯などの治療タイミングや進め方についてもカウンセリングの際に説明しています。
最近ブログで症例を追加するのをサボりぎみでしたので、先週のインプラントオペの写真を紹介します。
右下4番、6番に2本のインプラントを埋入し、最終的には3本のインプラントブリッジにする症例です。
4番、6番の部分の骨量は十分にありますが、4番の歯肉が凹んでいます。
術前のシミュレーションです。CT写真でも骨量が十分にあることがわかります。
そして、手術後の口腔内写真です。
6番は切開をいれない術式(Flapless Surgery)で行いましたので、術後の縫合はしていません。
4番は歯肉の量を増やすために切開を入れ、歯肉を増やしています。
術前・術後のCT写真です。
シミュレーション通りの位置に位置に埋入できました。
手術は30分程度で終了しました。
約3ヶ月後には上部構造を装着しますので、追って報告致します。^^
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