【審美歯科】フルジルコニアクラウンとホワイトニングの症例

[2014年05月24日]

安価で丈夫なフルジルコニアクラウンの症例になります。

患者様は、銀歯が目立つのを気にしておられました。

審美治療で使用する白い被せ物には、いくつかの種類とグレードがあります。

今回使用するフルジルコニアクラウンは、コンピューターで削りだしてできた被せ物(CAD/CAM)を技工士が磨いて表面を色づけして作製した被せ物で、色は白いのですが透明感のない素材のため、周りの歯の色に合わせることは困難です。(※ 周りの歯の透明感が少ない場合はぴったり合うこともあります。)

審美性を重視した従来のセラミッククラウンは、作製するのに非常に時間もコストも掛かりますが、フルジルコニアクラウンは多くの作業行程を省ける分、比較的安価で提供できる被せ物になります。

非常に固い素材で、欠けたり割れたりすることは滅多にありません。

”銀歯は嫌だけど、安くて白い被せ物を入れたい”と言われる患者様には非常におすすめできる素材です。

 

まずは色を確認します。

治療前の色はA−3.5でした。

ホワイトニングを検討されていましたが、とりあえず銀歯をなくしたいとのことでしたので、被せ物は少し白めの色で作ることにしました。

装着時の写真です。

完全に色をあわせることは困難ですが、銀色がなくなり、きれいになりました。

 

その後、ホワイトニングを行いました。

色は、A−3.5 → A−2になりました。

下の写真はA−3.5と現在の歯の色を比較した写真です。

こんなに白くなりました☆

ホワイトニングでもう少し歯を白くすることも可能ですが、患者様は現状の色に満足されていました。

 

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